女芸人ナンバーワンを決める「女芸人NO.1決定戦 THE W 2021」の決勝が13日に行われ、出場10組で唯一アマチュアで活動するお笑いトリオ、女ガールズがBブロックで登場初戦で敗退した。

中央のなつきガールズが、両端のあいかガールズとまちこガールズにいじられ続けるトリオ漫才を披露したが、暫定1位の天才ピアニストとの戦いに1-6で敗れた。

今回から新設されたデータ放送による国民投票枠で選ばれれば、最終決戦に進む可能性は残している。

審査員の笑い飯哲夫は「めちゃめちゃおもしろかった」と絶賛。唯一、女ガールズに投票した友近からも「ネタもあんまり女ガールズなのに女っぽくない。なんかおもしろいな」と褒められた。

宇治市役所で働いていることで注目を集めていたまちこガールズは涙を流し「1票入れていただいたことがうれしくて。ありがとうございます」と友近に感謝した。

決勝には10組が進出しており、決勝では5組ずつ2ブロックに分け、7人の審査員の判定で1ネタ終えるごとに各組の暫定1位を決定。各ブロックの暫定1位2組と、国民投票枠で選ばれた1組を加えた計3組で最終決戦を行い、優勝者を決める。

Aブロックはお笑いコンビ、オダウエダが1位を獲得した。

◆女ガールズ まちこガールズ1989年(平1)11月19日、京都府出身。なつきガールズ1989年5月29日、徳島県出身。あいかガールズ1998年7月4日、福岡県出身。なつきガールズのみ吉本興業所属で、まちこガールズは京都・宇治市役所、あいかガールズは役者として活動するアマチュア。19年7月結成ながら、ここまで目立った活動はしておらず事実上“芸歴0年”で決勝初進出。