タレント松尾貴史(61)が肺塞栓(そくせん)症で緊急入院したとことを15日、所属事務所の古舘プロジェクトが発表した。

松尾は二兎社公演「鴎外の怪談」で鴎外役を演じていたが、緊急入院したため16日の長野・上田市交流文化芸術センター、19日の山形・東ソーアリーナ(延期検討中)、25日の滋賀・びわ湖ホールの公演が出来なくなったと説明。「1月以降の公演は行う予定です」とした。

関係者によると、現在の松尾は「しゃべれていて、普通の生活はできています。ただ、血栓があるので経過入院して溶けるのを待っている状態」だという。

肺塞栓症は血液が固まった血栓が血液の流れに乗って肺動脈をふさいでしまう病気で、息切れなどの症状があるという。