演歌歌手の出光仁美(37)が15日、自身のユーチューブチャンネル「ひーチャンネル」のライブ配信を行い、22年2月9日に新曲「再会橋で」をリリースすることを発表した。

同曲は20年8月発売の前作「あいたか橋で」の続編となる曲で、待ちこがれている人と再び会える日を夢見る女心を歌っている。

緑色の全身タイツで大好きな亀のコスプレ姿に、養命酒を持って登場。「師匠の水森先生が養命酒を小分けにして、背広に入れて飲んでいます」と告白すると、「実は出光仁美、来年新曲を発表させていただくことになりました」と報告し、ジャケット写真も公開した。「前作では会えなかったのですが、再会橋で好きな人と再会できたのか。ぜひ楽しみにしてください」とアピールすると、養命酒の炭酸割で乾杯した。

「レコーディングのブースは孤独で独特の緊張感があるけど、気持ちを込めて歌いました。キャンペーンで歌い込んでいき、みなさんにも歌っていただける作品を世に出せるのはうれしいです」と話した。前作「あいたが橋で」はコロナの影響で発売が延期となった。「何が起こるかわかないけど、新曲は予定通りに出ると思いますのでよろしくお願いします」と訴えた。

配信前には、日刊スポーツの取材にも応じた。新曲を初めて聞いたときの印象を「とても切ない気持ちになりました」と振り返った。レコーディングは11月上旬に行った。「メジャー調に合わせて明るい印象でたっぷりと歌うことで、逆に切なさを表現できたらと思い歌いました」と告白。「好きな人や会いたい人がいる方々、恋愛だけでなくなかなか会えない家族や友人など、たくさんの方々に共感していただける1曲だと思うので、ぜひ聴いていただきたいです」と願った。

またファンに対しては「寒さが厳しくなりましたので、お身体にお気を付けてお過ごしください。キャンペーンやイベントで再会させていただける日を楽しみにしています」とメッセージを送った。

出光は作曲家水森英夫氏の門下生として修行。10年4月、コロムビアミュージックエンタテインメント(現日本コロムビア)創業100周年記念アーティストとして、「おんな七厘・神楽坂」でデビュー。また、釣りが趣味の“ツリジョ”でもあり、本紙釣り面やユーチューブ「ニッカン釣りちゃん」にも出演している。