結成15年以内で争われる漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2021」の決勝が開幕した。

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番組のオープニングで、審査員のナイツ塙宣之は「審査基準はただ1つ。仲がいいかどうかです」と宣言。今田耕司に「面白いかどうかです。分析上手でしょ? ちゃんとしてください」とつっこまれると、塙は「仲が悪くなると、何年後かに後輩に迷惑がかかるので」と、TBS系「水曜日のダウンタウン」で仲直り企画が話題となった自身の先輩の漫才コンビ、おぼん・こぼんをほのめかすようなコメントで笑わせた。

富澤たけしは「ネットで好きな芸人ランキングみたいなのがあって、ニューヨークが1位で、サンドウィッチマンが2位だった。(ニューヨークが)敗者復活戦であがってきたら0点付けてやろうと思います」とボケた。今田も「それはしょうがない。それはニューヨークが悪いです」とフォローせず会場の笑いを誘った。

同大会は、決勝進出9組プラス敗者復活戦の勝者の計10組がファーストラウンドでネタを披露する。7人の審査員(オール巨人、上沼恵美子、立川志らく、サンドウィッチマン富澤たけし、中川家・礼二、ナイツ塙宣之、ダウンタウン松本人志)がそれぞれ100点満点、合計500点満点で採点する。合計得点の上位3組がファイナルラウンドに進み、2度目のネタを実施し、最も審査員票を多く獲得した組が優勝する。

王者には、漫才日本一の称号と賞金1000万円が与えられる。