日本テレビは4日、2021年の年間個人視聴率で11年連続の3冠獲得を達成したと発表した。集計期間は2021年1月4日~2022年1月2日で、数字はビデオリサーチ調べ(関東地区)。

全日(午前6時~深夜0時)4・0%(コア視聴率3・4%)、プライム(午後7時~同11時)5・9%(5・4%)、ゴールデン(午後7時~同10時)6・2%(5・6%)の全てで1位を獲得した。

杉山美邦・代表取締役執行役員は同局を通じて感謝のコメントを発表し「2021年も新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた1年となりました。不確実性や不安感が日本中にまん延する中で、テレビは社会基盤としての使命をまっとうすべく、正確な情報を迅速にお伝えすること、健全な娯楽をお届けすることに取り組んできました」と説明。

その上で「日本テレビは2022年も豊かな時を提供するメディアとして変革を続けます。地上波、BS/CS放送や、Hulu、TVerをはじめとしたインターネット配信など、あらゆるプラットフォームを活用し、多様で良質なコンテンツをより多くの方々にお届けできるよう挑戦していきますので、引き続きよろしくお願いいたします」とつづった。

また、同局編成部もコメントを発表。「2021年もコロナ禍の影響が続く中、正確・迅速な報道を心掛けるとともに、東京オリンピック・パラリンピックではテレビを通じてアスリートの活躍や感動を皆様に届けることができました。6月にはSDGs活動の一環として『Good For The Planetウイーク』を本格展開し、10月からはインターネットでも放送と同時にコンテンツをお楽しみいただける『日テレ系ライブ配信』をTVerにてスタートするなど、常に皆様に選ばれ、ご支持いただけるよう努力して参りました。それらの結果、2011年から11年連続となる年間個人視聴率3冠王が達成できた事を大変うれしく思っています。今後もこれまで以上に『生活者ファースト』の視点で、多様化するニーズに応えるべく新たな挑戦を続けて参ります」とした。