声優梶裕貴(36)村瀬歩(36)が16日、都内で、映画「グッバイ、ドン・グリーズ!」(いしづかあつこ監督、2月18日公開)のプレミア上映会に出席した。

同作は少年たちの奇跡のような出会いの物語。誰もが感じた痛みや喜びがユーモラスに描かれる。

ロウマ役の声を担当し、イベント出席予定だった花江夏樹は、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者となる可能性が生じたため、欠席した。トト役の声を担当した梶は、花江からのメッセージを預かってきたといい、自身のスマートフォンを取り出して「今日はロウマからぼくの魂を感じ取って下さい」などと、花江の思いを代読。「彼らしいユニークなメッセージですね」と喜んだ。

花江が普段、眼鏡をかけていることから、梶は、この日のイベントに眼鏡を着用。「花江くんの思いをここにのせられたらと思ってかけてきました」と真意を明かした。

ドロップ役の声を務めた村瀬は「自分の宝ものってなんただろうって考えさせられたり。人間って強欲なので、なかなか満足できないとか、いろんなこと考えさせられました。1日1日大事に、自分の宝物ってなんだろうって探して欲しい」と呼び掛けた。