サッカー界の元スター選手デビッド・ベッカムの長男で写真家兼モデルのブルックリン・ベッカム(22)が、婚約者で米女優の二コラ・ペルツ(27)と4月9日に米フロリダ州で挙式することが決まったとザ・サン紙が報じた。

2人は2020年7月に婚約を発表し、昨夏に挙式を予定していたが、コロナ禍で延期となっていた。報道によると、実業家であるペルツの父がパームビーチに所有するオーシャンフロントの7600万ポンド(約117億円)と言われる別荘で挙式を行い、豪華な挙式の模様はファッション誌ヴォーグで取り上げられる予定だという。

花婿の付添人の代表ベストマンは、ベッカム家の次男ロメオ(19)と三男クルス(16)が務める一方、ペルツは伝統にはこだわらず花嫁の親族や友人である未婚の女性が務めるのが一般的な花嫁の介添人のリーダー、チーフブライドメイドに兄のブラッドさんを指名したという。

また、挙式にはモデルのジジ・ハディッドやファッションデザイナーでタレントのニコール・リッチーらが招待されているというが、ブルックリンのゴッドファーザーとして知られる歌手エルトン・ジョンはツアー中のため欠席すると伝えられている。

関係者は2人はこの日が完璧なものになるよう細部にまでこだわって準備を進めていると語っており、ペルツはスタイリストと共にイタリア・ローマを訪問してファッションブランド「ヴァレンティノ」でおとぎ話のようなウエディングドレス2着を選んだと同紙は報じている。

2人は現在、米国で一緒に暮らしており、婚約1周年を記念して昨夏にカリフォルニア州ビバリーヒルズに愛の巣となる1000万ドル(約11億円)の豪邸を購入したことが伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)