共演者に新型コロナウイルス感染者が出たため、26日放送のTBS系情報番組「THE TIME,」(月~金曜午前5時20分)に自宅からリモート出演した安住紳一郎アナウンサー(48)が30日、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜午前10時)にスタジオから生出演した。

番組冒頭で、「今週火曜日に朝の担当しています番組で同僚のアナウンサーがコロナの陽性になったということで。宇賀神メグアナウンサーなんですけども、宇賀神メグアナウンサー、昨日連絡とりましたけども、少しのどがかれているくらいでさほど症状はでていないということのようです。濃厚接触者にはあたってはいないんですけど、私も同じスタジオで仕事をしていましたので、もしかしたらということで自主的にというか、番組として、4日間、火曜日の午後から土曜日の夕方までなので、丸4日間ほど仕事を休んで自宅待機ということでしたが、昨日の夕方から仕事を再開しています」と報告した。

続けて「しばらく家にいたので、働く気力が少しなえたというのが正直なところ。体はわがままですね、体は絶好調なんですけれども、なかなか気持ちがまだついていかないというか」と現在の気持ちを明かした。

安住アナは、「THE TIME,」で共演する宇賀神アナが25日に新型コロナのPCR検査で陽性が判明したため、26日の放送は自宅からリモート出演、27日は番組を休んでいた。

リモート出演した際、背景の本格的な本棚が「図書館みたい」などとネット上で話題になっていた。安住アナは「2020年の2月くらいにリモート会議というものをやるよ、ということで、自宅からやる場合には、後ろの背景などには注意が必要ということで、ずっと私訓練しておりましたので、本当に備えあれば、ということで短い時間で、上手に画角をセッティングし、そして問題ないように、さらには少しエサをまける状態にセッティングできて。この5年くらいで一番いい仕事が短時間でできたなと自分でもほれぼれしています」と自画自賛して笑わせた。

「あれは急にやったものではなくて、2年の積み重ねですよ」と説明し「重厚にみえる角度があるんですよね。みえないところにすぐ冷蔵庫来ますからね。意外や意外。すぐ冷蔵庫。その左、ペットボトルのたまり場きます。なかなかすごいでしょ。右左振ると大変なことになるんですよね」と自ら明かして笑いを誘った。

番組から自宅に送られてくる簡易カメラについて、「カメラの三脚のねじの閉め方はすごいですからね。絶対にぶれないようになっていますからね。きつーくね」。

リモート会議などで使用されることもあるバーチャルの合成画像について「あれはつまらないなと日頃から思っているので。思い切ってハイリスクハイリターンですけどね」とリモート出演を振り返った。

安住アナは29日の「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)からスタジオで仕事復帰していた。