NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の3日に放送された第66話の平均世帯視聴率が18・2%(関東地区)だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第63話の18・6%だった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、るい(深津絵里)は悩んでいた。12月に入ってからたい焼きに押され、急激に回転焼きの売り上げが落ちていた。一方、ひなた(新津ちせ)は、憧れの桃山剣之介(尾上菊之助)のサイン会に行くため、空き瓶を拾って酒屋さんに持って行ってお金をためる「空き瓶貯金」を始めた。お年玉も合わせて、ついに目標の1500円をためたひなたは映画村へ。桃山剣之介のサイン会に参加し、サインを無事にしてもらった。そして、少年のビリー(幸本澄樹)と運命的な出会いをする。