元乃木坂46の真洋(mahiro)が、セカンドシングル「ただ、君がいないだけで」を25日に配信リリースすることが16日、分かった。26歳になったソロアーティストとして抱負を日刊スポーツの取材に語った。

曲は男女デュオ「まるりとりゅうが」のRyuga(24)が作詞作曲を手掛けたバラード。「大切な人を思い出すような歌詞で、女の子だけではなく男の人にも響く部分がある切ない曲です」と説明した。

12年2月に乃木坂46としてデビューして以来、高い歌唱力とダンススキルで知られた。18年に卒業し、19年から多国籍ガールズグループ「Z-Girls」として韓国で活動。「すごくいい経験になりました。フィリピンの子とかインドネシアの子とか、すごく歌がうまくて。『自分なんて全然レベル低いやん』って落ち込んだ時期もあったんですけど、はい上がろうという気持ちが芽生えました」と振り返った。

脱退後は日本に活動拠点を戻し、昨年7月に配信シングル「GDBD」でソロデビューした。「昔からずっと将来ソロアーティストになると言っていたので、時間はかかったけど、かなえられてうれしいです」と笑顔。多くの乃木坂46卒業生が女優やタレントとして活躍している中、本格的にアーティスト活動をしている貴重なOGの1人だ。「他のみんなの活躍がすごすぎるので、私も追い付かないと! 向上心を持って、もっと成長したいです」と貪欲に意気込んだ。【横山慧】

◆真洋(mahiro)1995年(平7)7月23日、大阪府生まれ。11年8月乃木坂46の1期生オーディションに合格、川村真洋(かわむら・まひろ)として活動。昨年5月から現在の名前でソロ活動をスタート。158センチ。血液型A。