タレントの片岡鶴太郎(67)が23日、インスタグラムを更新。父が亡くなったことを報告し、「綺麗な顔で、皺も無く、鼻筋の通った95歳大往生でした」とつづった。

片岡は「父が逝きました」と報告。「8回目の歳男、夏誕生日の手前、95歳大往生です。父は東京神田の果物屋の長男で生まれ、ぼんぼん育ちでしたが父親に早く死に別れ、里子に出されました。その寂しさから、母と所帯を持ち 私、弟、四人家族の貧しいながらも暖かな家庭を持ってくれました。幼少の寂しさからか笑いが好きで、私が物心付く頃には浅草・上野の寄席へ連れて行かれました。私が笑いの世界へ入ったのは紛れも無く父の影響でした」と芸能界入りのきっかけが父だったことを告白。

「高校卒業後、片岡鶴八師匠の弟子に成り、鶴太郎と云う名を頂いて、この世で初めて『オイ!鶴太郎!』と私の名を呼んだのは父でした。私の初めての映画出演『異人たちとの夏』下町の父親役。この役のモデルは私の父でした。生前父には、この映画を親父に捧げるよ! と申しました」と父とのエピソードを披露し「神田生まれの、落語と酒をこよなく愛した父 綺麗な顔で、皺も無く、鼻筋の通った95歳大往生でした」とつづった。