タレントの中山秀征(54)が29日、都内で、視覚障がい者が手の先で楽しむ「触覚書道」の体験イベントに出席した。

「触覚書道」とは、刻字アートから生まれた、視覚障がい者の人に向けた新しいスタイルの書道。中山は、障がい者によるアートコンテスト「パラリンアート」の理事を務めており「1つの作品で人生が変わる。僕も書道をやらせていただいていまして、思いが形になる。うまい下手ではなく、それが究極の芸術だと思う。その人の生きざまが形になり、色になり、多くの方の心に刻まれていくんだなって思います」と話した。

この日は実際にアイマスクを着用して「触覚書道」を体験。「筆の走りの感覚はあるけど、サイズ感じがなくて。それが難しいですね」と苦戦。小さく「心」とかき上げ「こぢんまりしちゃいましたね。アイマスクを着けた瞬間に、はみ出るのが怖くて勝負できなくなりました」と笑った。