2日間8公演に及ぶ「伝説の一日」。寄席興行は3公演ずつ行われ、最終日の3公演目、トリでダウンタウンが聖地のセンターマイク前へ立った。

松本人志(58)浜田雅功(58)は、大きな拍手を受けて登場。松本は「これきついですよ。こういう時って、浜田さんテンション上がるんですよ。死ぬほど後輩見てるし。やりにくいわ」と苦笑しながら浜田にクイズを出させて、ネタを展開していった。

吉本興業のタレント養成所、NSC(吉本総合芸能学院)1期生の2人は、師匠を持たない芸人の“ハシリ”。先輩たちが、なんばグランド花月など「花月」を本拠地とする中、新世代漫才師として、若手専用劇場だった「心斎橋筋2丁目劇場」からブレーク。

在阪テレビ局でレギュラーを持ち、タレントとしても売れ、東京へ進出。吉本の“看板”にまで成長した。タレントとして大成功した後は、ほぼマイク前で2人でしゃべることはなく、ごくたまに、テレビの特番などで、センターマイク前2ショットを経験している。

関係者によると、NGKでの漫才は、91年DVD発売関連で披露して以来になるという。