俳優赤楚衛二(28)が9日、都内で、主演映画「チェリまほ THE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~」(風間太樹監督)公開記念舞台あいさつに、共演の町田啓太(31)らと登壇した。

触れた人の心が読めるさえないサラリーマン安達(赤楚)と、人気者の恋人黒沢(町田)のラブストーリー。20年にテレビ東京系で放送され、ハッピーエンドを迎えたその後を描く。

ピュアな恋模様が支持され、ファン待望の映画化となった。赤楚は「皆さんの『チェリまほ』への愛がなければ映画になることはなかった。皆さんありがとうございました。これからもよろしくお願いします」と感謝。映画化決定には「めちゃくちゃうれしかったです」と笑顔を見せた。

1年ぶりの撮影に「そわそわしていた」という町田も、「現場に行ったら、『何だ、全然大丈夫だ』と不安が吹き飛んだ。すごいパワーだなと思っていました」と作品の熱量について語った。

イベントでは、主人公の安達が持つ、触れた人の心が読める能力にちなみ「誰の心が読みたいか」についてトーク。共演の草川拓弥(27)は赤楚の名前を挙げると「プライベートでラインをすると、未読スルーされる。だいぶ期間がたっても、まだ未読。相当心の声聞きたいです」と明かした。赤楚は未読のメッセージが大量にたまっていることを白状しつつ、「どこから返事を返せばいいのか頭がパンパンになって、結局誰もしないという。迷子になっちゃうんです」と謝罪。また「既読にすると返事をしなきゃと脅迫されている気持ちになるので…電話が一番うれしいです。電話なら100%出ます!」とお願いしていた。

浅香航大、ゆうたろう、佐藤玲、鈴之助、風間監督も登壇した。