ロッテ佐々木朗希投手(20)が完全試合を達成した10日のオリックス戦から中6日で先発した17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)が、地上波のテレビ東京とBSテレ東で緊急生中継され、地上波では予定された午後2時から同4時までの放送枠で、8回までパーフェクトに抑えた様子を伝えた。

【詳細ライブ】完全試合達成の佐々木朗希が登場 8回までパーフェクトで降板

地上波で放送時間終了間際となった8回表2死では、日本ハム野村がライト線ギリギリのファウルを打つ場面も。午後4時からの番組「THE MAKERS~突破の条件~」スタートが迫ったが、佐々木朗が8回表を抑えきったシーンが放送枠内に収まった。

地上波が放送終了した直後の8回裏を終えると、井口監督はパーフェクトのまま佐々木朗を交代。テレ東の地上波は結果的に、佐々木朗の全投球を伝える形となった。

午後4時が近づくと、実況の植草朋樹アナウンサーが、BSテレ東サブチャンネル172での放送延長を繰り返し告知。BSテレ東は最大延長午後6時55分まで放送される。解説は里崎智也氏(日刊スポーツ評論家)、リポーターを五十嵐亮太氏が務めた。

この日の首都圏では他にも、テレビ朝日が午後1時55分から阪神-巨人(甲子園)、TBSが午後2時からDeNA-ヤクルト(横浜)と、同時間帯に在京民放キー局3局が地上波でプロ野球を生中継。TOKYO MXで午後2時から放送されたソフトバンク-楽天(平和リース)を加えると、民放4局が同時間帯に地上波でプロ野球を中継する光景となった。

佐々木朗が完全試合を達成した10日のオリックス戦は本拠開催ながら地上波放送がなく、視聴者らから中継を求める声があがった。その中で、テレ東は15日に地上波とBSでの生中継を発表していた。