高橋一生(41)が主演のTBS系連続ドラマ「インビジブル」(金曜午後10時)、の第1話が15日、放送され、平均世帯視聴率(関東地区)が9・4%だったことが18日、ビデオリサーチの調べでわかった。個人視聴率は5・2%だった。

同作で、高橋は、捜査一課から左遷された刑事・志村貴文を演じ、柴咲コウ演じる犯罪コーディネーターがバディを組んで世に出ていない凶悪犯をあぶり出していく。

第1話で、渋谷の駅前広場で、多数の負傷者が出る爆発事件が発生した。警視庁刑事部特命捜査対策班の警部補・志村貴文(高橋一生)が応援を待つ中、街頭ビジョンには謎の男からの新たな爆破予告映像が流れると、「私が欲しいのは、志村貴文」と告げ、次の爆破の情報と引き換えに志村の身柄を要求してきた。

志村が指定された場所に行くと、謎の女・キリコ(柴咲コウ)が待っていた。キリコは、街頭ビジョンをジャックしたのは自分だと告げ、再び爆発事件が起こると予告。さらに、実行犯は“花火師”と名乗る爆破の専門家で過去に事故として処理されたいくつかの爆発事件も花火師の仕業だと言った。キリコの言葉を信じられない志村だが、さらなる爆破を阻止するために、警察庁監察官の猿渡紳一郎(桐谷健太)や捜査一課課長・犬飼彰吾(原田泰造)の制止を振り切り、キリコと共に行方をくらませた。

一方、キリコの証言を受け捜査一課では、猿渡や犬飼らを中心に、不審者の捜索とキリコが挙げたいくつかの事故の洗い直しを行った。するとその事故の1つに、凶悪犯罪者たちの取引を仲介する犯罪コーディネーター“インビジブル”の関与が疑われていたことが判明した。