今夏公開予定の映画「激怒」(高橋ヨシキ監督)の森田一人プロデューサーは25日、自身のフェイスブックを更新。同作に関わる映画監督の小林勇貴氏について、「小林氏のクレジットを『激怒』から外すことを決定いたしました」とした。小林監督は過去作品での子役を殴るシーンの演出をめぐり、ネット上で物議をかもしていた。

森田プロデューサーは「現在、映画監督・小林勇貴氏の過去作品の制作現場での『演出』が問題となっています」と言及、「まったくもって言語道断であり、容認できようはずもありません。我々は事態を重く見ており、小林氏のクレジットを『激怒』から外すことを決定いたしました」とした。

続けて「小林氏は『激怒』のプロット(あらすじ)をまとめる作業に参加しており、そのため『原案』としてクレジットしていましたが、演出(撮影現場)には一切関わっておりません」と説明。

「本件につきましては去る4月21日、小林氏からクレジットを辞退したい旨のメールを受け取っておりますが、その後現在に至るまで先方の公式見解は発表されておりません。こちらとしましては、これ以上待つわけにはいかず、『激怒』から小林氏のクレジットを外したことをここにご報告させていただきます」とした。