上方落語協会は27日、大阪市内で総会を開いて、次期会長候補選を実施。現会長の笑福亭仁智(69)が最多得票を獲得したと発表した。

会長候補選とは、現職の任期満了にともない、次期会長候補を選ぶもので、5月下旬に予定される理事会を経て、正式に就任が決まる。

仁智は18年、桂文枝前会長の勇退にともない、現職に就任。今回で3期目となる。任期は2年。

仁智は「まだまだ、たいへんな時期が続いているが、アフターコロナを見すえながら、協会員が一致団結し、次の1期が結果としてよかったと思えるよう頑張りたい」とコメントした。