4日に放送された俳優間宮祥太朗(28)主演のフジテレビ系連続ドラマ「ナンバMG5」(水曜午後10時)の第3話平均世帯視聴率が5・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と6日、分かった。前回の4・9%より0・4ポイント、アップした。

初回から6・6%、4・9%だった。

平均個人視聴率は3・2%だった。前回の2・8%より0・4ポイント、アップした。

初回から3・8%、2・8%だった。

間宮が演じる難破剛は、10代のころ千葉最強のヤンキーと恐れられたトラック運転手の父・勝(宇梶剛士)とレディースの総長だった専業主婦兼パチプロの母・ナオミ(鈴木紗理奈)の次男。兄弟は高校時代に関東を完全制覇したカリスマヤンキーだが現在は無職の兄・猛(満島真之介)、改造自転車を乗り回す能天気な中学2年の妹・吟子(原菜乃華)という筋金入りのヤンキー一家・難破家で育った。一家の愛犬・松は、剛の弟分的な存在だ。

そんな家族のもとで育ち、千葉14校を傘下に持つ超有名ヤンキー中学校・萬田中のアタマを張るまでになった剛は、県内屈指のヤンキー校として知られる市松高校への入学を期待されていた。だが、普通の高校生に憧れる剛は、家族に内緒で隣の白百合高校に入学した。普通の高校生活を送っていた剛だが、市松高校のヤンキーに絡まれた友人のために、特攻服に着替えて救い出す。

原作は小沢としお氏の「ナンバMG5」と「ナンバデッドエンド」(秋田書店刊)。

第3話で、夏休み最後の日、剛は伍代直樹(神尾楓珠)と島崎登(春本ヒロ)を誘って釣りに出かける。すると、剛に同級生の藤田深雪(森川葵)から緊急事態だと連絡が入った。

伍代たちと分かれ、深雪と会うために白百合高校へと向かった剛は、その途中、バイクに乗った男・真宮翔(神田穣)から声をかけられる。真宮は、伍代を探しているらしい。剛は、知らないととぼける。

深雪の緊急の用事とは、まったく手を付けていなかった宿題を写させてほしいというものだった。深雪の頼みを聞いてノートを貸した剛は「夏休み、あのゴリラみたいなヤツに会ったりしたの?」と尋ねた。

実は7月のある日、剛と深雪は、駅の近くで市松高校と千鳥商業のヤンキーたちがケンカしている場面に出くわしていた。その時、巻き込まれた子どもが転倒してしまったことに怒った深雪は、子どもにぶつかったヤンキーを怒鳴りつけたのだ。

その姿にひと目ぼれしてしまったのが、千鳥商業の大丸大助(森本慎太郎)だった。剛は、いきなり深雪に交際を申し込むなど猛アピールをしてきた大丸のことが気になっていたのだ。

同じころ、釣り糸を垂らして寝転んでいた伍代たちの前に真宮が現れる。真宮は、中学時代に伍代とつるんでいた仲間だった。1週間前に少年院を出てきたばかりだと言う真宮は「また一緒にやらねえか」と伍代を誘った。