女優藤原紀香(50)が7日、自身のブログを更新。今月3日に神奈川県内の自宅で亡くなった俳優渡辺裕之さんを悼んだ。

映画「癒しのこころみ」で共演している藤原は、「渡辺裕之さんの訃報、本当に残念で悲しい気持ちでいっぱいです。本当に素敵な先輩でした」とし、「以前、ロスのサンタモニカで、共通の友人たちと共に皆で楽しく過ごさせていただいたことなど思い出がたくさん蘇ります。。。」と振り返った。さらに「ご家族のお話をされるときの渡辺さんの笑顔が忘れられません。そして、ご自身がハリウッドで撮影をし終えた映画『Everly(エヴァリー)』の話もたくさんしてくださいました。“この監督のアクションの撮り方が本当に面白かったんだ!”と目を輝かせて現場の様子なども丁寧に伝えてくださいました」と渡辺さんとのエピソードを明かした。

同映画での渡辺さんについて「この映画は、サルマ・ハエックさん演じる主人公が殺し屋たちを相手に死闘を繰り広げる作品で、渡辺さんは大ボスの組長を演じていたのですが、帰国後、その映像を観てみると、渡辺さんのかっこいいこと! 品格をたずさえながらも、ガチガチの凶暴性を発揮していたキレキレのお芝居がとても印象深く」とし、「そんな感想をお伝えすると、いつかアクション映画で共演したいね、と話してくださった渡辺さん。。。日本でも、海外でも、もっともっと渡辺さんの作品を見たかったです...本当に本当に残念です...まだ信じられない思いでいっぱいです。ただ、だだ、ご冥福をお祈りいたします。渡辺さん、ありがとうございます。どうぞ安らかにお眠りください...」と悼んだ。