NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の第21話が9日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、暢子(黒島結菜)は助っ人として参加した料理大会の会場で、「東京に行き、料理人になりたい」と爆弾発言。すっかりその気になってしまう暢子だったが、その頃、比嘉家には暗雲が近づいていた。兄・賢秀(竜星涼)が投資話だと思ったものは、実はだまされていただけと分かってしまった。絶望した賢秀は大荒れに荒れてしまう。そしてその余波は大きく家族にのしかかってくることになる。賢秀はハンバーガーショップで大暴れし、音楽教師・下地(片桐はいり)を巻き込んでしまう。下地は賢秀を訴えると言い出し、比嘉家を訪れる。だが母・優子(仲間由紀恵)は賢秀を布で隠そうとする。

片桐はいりのドタバタ劇が話題を呼んだ。ハンバーガーショップの騒動で、下地の手がケチャップまみれに。「うわ~血!」という下地の叫びに「先生、それケチャップ」と突っ込みが入り、下地は「何ね、これ」と言う。

「片桐はいりさんの流血からの松田優作『なんじゃこりゃ』ただでさえ面白いのにww」「松田優作さんのなんじゃこりゃあ! パロディーを片桐はいりさんにさせたり、部分的に演出にセンスを感じる」「下地先生、同じ隠し方に果たして2度引っかかるか、というところで次回に続く」「歌子が歌ってなんとかするパターンかな笑」「歌子の弟子入りが条件になるのか?」などとツイッターではコメントが並んだ。

朝の情報番組「あさイチ」でも朝ドラ受け。鈴木奈穂子アナウンサーも「片桐さん劇場、先生劇場みたいな」と笑いが止まらなかった。

同作は沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。