俳優佐藤浩市(61)が10日、東京・有楽町朝日ホールで行われた映画「20歳のソウル」20歳の特別試写会に出席し、自身の20代を振り返った。

佐藤は20歳になった瞬間について「42年前ですよ。ちょうどこの世界に入ってきて、(映画)『青春の門』を筑豊の方で撮影していました。(誕生日が)12月10日なんですけど、山の中で撮影していて祝っていただいたなと思い出しましたね」と振り返った。

観客からの質問コーナーでは、今まで生きてきて一番おいしかったものも問われた。佐藤は「20代半ばの頃に半年間、中国に行っていたんですよ。帰ってきて食べた卵かけご飯ですね。むこうでは生卵をなかなか食べられなくて」と語った。

この日の観客は20歳限定。お年頃の女性の観客からは「今まで男性と付き合ったことがありません。どうすればいいですか?」と直球の質問が。佐藤は「これは難しいのきたな…」と困惑しつつも「付き合った時が付き合った時でいいんです。焦らなくて。このために待っていたのかという人がきます」と返答。会場からは拍手が大きな拍手が起こった。

試写会には佐藤のほか、主演の神尾楓珠、関西ジャニーズjr.でAぇ!groupの佐野晶哉、池田朱那、秋山純監督も登壇した。