なにわ男子の道枝駿佑(19)主演の日本テレビ系連続ドラマ「金田一少年の事件簿」(日曜午後10時半)第4話が29日、放送され、世帯平均視聴率が5・7%(関東地区、速報値)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は3・3%だった。

第1話は世帯7・8%、個人4・5%。同ドラマは4月23日に発生した北海道・知床での海難事故を受けて第2話の放送を延期し、代替で5月1日に放送された堂本剛主演の同作第2シリーズ「悪魔組曲殺人事件」(96年7月13日放送)は世帯5・0%、個人2・9%だった。5月8日放送の第2話前編は世帯6・2%、個人3・6%、同後編は世帯6・7%、個人3・9%、第3話は世帯6・1%、個人3・4%だった。

同作は週刊少年マガジン連載の同名大人気漫画を原作とした謎解きミステリー。今回が95年の初放送から5度目の新作。5代目金田一一(はじめ)を道枝が演じている。

第4話は「トイレの花子さん殺人事件」。佐木(岩崎大昇)が、親戚のやっている民宿に一(道枝駿佑)と美雪(上白石萌歌)を連れて行った。民宿には、合宿中の美大生が4人いて、一たちは肝試しに誘われる。

2人の仲を近づけようとする佐木は、いい機会だと一をけしかけ参加することに。肝試しの舞台は、30年前に閉鎖された病院。そのトイレには、入院患者だった少女「花子」の霊がいて、声をかけた者は殺されるという怪談があった。

ルールは10分間隔でそれぞれが女子トイレの奥にある花子さんの個室へと向かい、「花子さん遊びましょう」と言った後、缶の中のピンポン球を取ってくるというもの。クジの順番通りに肝試しは進むが、最後に出発した伊能(中川大輔)が帰って来ない。伊能は、高圧的な態度で鳴沢(小野寺晃良)を振り回していたほか、恋人だった真紀(田辺桃子)をめぐり獅子島(篠原悠伸)とは三角関係だった…。