俳優篠山輝信(38)と元NHKのフリーアナウンサー雨宮萌果(35)が離婚したことが分かった。4日、雨宮が自身の公式ブログで発表した。

篠山は同日夕方、所属事務所を通じて、コメントを発表。「私、篠山輝信は雨宮萌果さんと話し合いを重ねた結果、それぞれの新たな道を歩むことにいたしました」と離婚を報告した。その上で「萌果さんと共に過ごしてきた日々は、とても豊かで、かけがえのないものです。萌果さんのご家族の皆様にもいつもあたたかく接していただき大変感謝しております」と、雨宮の家族に感謝した。

そして「これからは、二人だからこそ得られた経験を糧に前に進んでいきたいと思います。新たな一歩を踏み出した萌果さんと私を見守っていただけると幸いです」と締めた。

篠山と雨宮アナは、篠山が12年にNHKの朝の情報番組「あさイチ」の仕事で沖縄に行った際、沖縄放送局勤務だった同アナと出会った。その後、16年に東京勤務になった雨宮アナも、同番組に出演することになって再会し、その後交際に発展。19年1月に結婚し“あさイチ婚”とも言われた。

篠山の所属事務所の関係者は4日、日刊スポーツの取材に「離婚したのは事実です」と事実関係を認めた。篠山は昨今、俳優業の傍らで脚本の執筆に取り組み、母の元歌手南沙織さん(67)の故郷・沖縄県を題材にした「島」を執筆。「島」は4月に、日本シナリオ作家協会の第31回(2021年度)新人シナリオコンクールで、最高賞に当たる入選に輝いた。篠山は受賞の言葉の中で「コロナ禍で初めてシナリオを書いてみようと思った」と、コロナ禍が執筆のきっかけだったと語っている。