高知県出身のタレント島崎和歌子(49)と演歌歌手の三山ひろし(41)が19日、大阪市内で同県の魅力を全国へ発信する「高知家(こうちけ)プロモーション」の記者発表会に出席した。

ともにPRキャラクターを務めており、島崎は「高知家の姉さん」として6年目、三山は「高知家のアニキ」として3年目になった。

2人は着物姿で登場し、未婚の島崎は開口一番に「このたび結婚しました!」。会場の笑いを誘うと「笑うのおかしくない!?」と明るく盛り上げた。

 

三山は、3年先輩にあたる島崎について「今、同じポスターに入れていることが光栄」。これに島崎からは「(広末)涼子ちゃんの方がよかったんじゃないの?」と同じく同県出身の女優を引き合いに鋭いツッコミ。さらに続けて「(明石家)さんまさんからは『(PRキャラクターなら)島崎ちゃうやろ、広末やろ』と言われた」と話した。

10年目を迎える「高知家」のキャッチコピーは「高知に“ぞっ婚”」。食や自然、人の魅力を通して“ぞっ婚”になれる企画を展開していく予定。

島崎は「おかげさまで10周年。もうネタがないんじゃないか、と思われるかもしれないが、高知はまだまだ深い。アニキ(三山)と一緒に高知県をみんなに、世界にアピールしたい」と抱負。「ほんまに、まっことまっちゅーきね」と最後は高知弁で締めくくった。

2人とともに同県のPRを行った浜田省司県知事(59)は「島崎さんのパワーに圧倒された。2人の熱い高知愛に勇気をもらった」と会見を振り返った。

「高知家」は、同県の認知度向上を通じた、外商拡大・観光振興・移住促進を目的とするプロモーション活動。13年度から開始して、今年で10年目となった。