女優大地真央(66)が26日、都内で行われた映画「エリザベス 女王陛下の微笑み」(公開中)のヒット祝福トークイベントにゲスト登壇した。

在位70周年を迎えた英エリザベス女王の長編ドキュメンタリー。この日は、ロイヤルな雰囲気を漂わせる黄色いドレスと、同国の高級ブランド、グラフのジュエリーを身につけ、気品高く登場した。

作品を見た感想について「史上最長の在位でいらっしゃるエリザベス2世は、神に選ばれた方と感じています」。また、「伝統を守りながら、時代に適応する国を目指している。彼女のとてもチャーミングなところ、母のような、祖母のような魅力がいっぱい垣間見られる作品」と語った。

エリザベス女王の歴史と人柄に「愛がある」とリスペクト。自身が出演するCMのフレーズ「そこに愛はあるんか」を連想させ、「愛がある」と語るたびに会場のファンが沸く一幕もあり、大地もおちゃめな笑顔で応じていた。

19年には舞台でエリザベス一世を演じたことがあり、現女王への尊敬もひとしお。「作品に出てきた食器が私の家にもあったんです。フルーツ柄の大きめの食器。御用達とは知らずにセールで安く輸入して、インスタにアップしたこともあります。うれしくて、ミーハーになってしまう」と笑顔で話した。

エリザベス女王から学んだことを聞かれると「恐れ多いですが、女性として魅力的で、美しくて、凜(りん)としていらっしゃる。お手本であり、あこがれですね。伝統を守りながら、時代に合ったものを作っていく。私もそうありたいと思っています」と語っていた。