少女歌劇団ミモザーヌのちばひなの(15)ともだりのあ(14)が16日、大阪市内で夏公演「トラベリング・サマー」について抱負を語った。入団1期生のちばは「今回の舞台のテーマは、世界旅行です。いろんな国々をイメージさせる曲が流れ、私たちの衣装も海外っぽくかわいいものばかりです」とPR。2期生のともだは「昔っぽい曲もたくさん登場するので、おじいちゃんおばあちゃんの世代も、私たちの歌とダンスを楽しんでもらえると思います」と予告した。

ちばは、バトントワリングが得意で、自然とあふれ出る笑顔がトレードマーク。「ダンスや歌は、他のメンバーを見ているうちに自信を失いかけました。そんな時に周囲から『誰より笑顔がすてきじゃない』と声をかけてもらって。私の長所はこれなのかなと思ってます」と笑った。

ともだは、幼い頃からミュージカルとお笑いが好きだった。「ミモザーヌでは体幹トレーニングやストレッチをしっかりやって、気分はアスリートになりました(笑い)。舞台を見ていただけたら、生でしか分からない迫力いっぱいですよ」と話した。

少女歌劇団ミモザーヌは、11~19歳のメンバーで構成され、ことし4月に第4期生5人が入団。夏公演では4期生が初お目見えする。現在は26人が活動中で、20歳になると卒業しなければならない。

「トラベリング・サマー」の大阪公演は8月18日、東大阪市立文化創造館。東京公演は同23日、大田区民プラザ(いずれも午後1時30分と5時30分開演)。ゲストは大阪公演がミルクボーイ、アキナ。東京公演が横沢夏子、オズワルド。総合演出は広井王子氏。