日向坂46丹生明里(21)が5日、ファースト写真集「やさしい関係」(幻冬舎)の刊行記念オンライン取材会に出席した。先月新型コロナウイルスに感染し、現在は復帰した。療養中に母と「やさしい関係」になったと明かした。

療養中を振り返り、「写真集が発売して、ファンの皆さんのツイートとか見させていただいていて。温かいお言葉にとても元気をいただきました」と感謝した。「療養中に母とテレビ電話をして『具合良くなってきた』とか伝えたりして。『(ビデオ通話は)昔だったら考えられないよね』って母が言って。2人で『時代だね』って」とほほ笑ましいエピソードを明かし、「今一番、母が『やさしい関係』です」と写真集のタイトルにちなんで笑顔を見せた。

自身初の写真集。療養明けに都内の書店を訪れたという。「以前本とかを買いに行っていたので、その書店さんに自分の写真集が並んでいるのは夢のようでした。積まれているのを見て感動しました」と喜んだ。「母と一緒に写真集も見ました。『この写真集だったら、周りの人に配りたい』と言ってくれて、すごくうれしくて。家族みんなも大好きな写真集になっていると思います」と笑った。

写真集の出来栄えについては「この写真集は、100点満点です。本当にありがたいことに、たくさんの私をギュッと詰め込んだ1冊になっています。素の表情とか、ありのままの楽しそうな姿が詰まっていると思います」とアピールした。

17年8月に加入した二期生で、「丹生ちゃん」の愛称で親しまれる。写真集は瀬戸内と青森で撮影した。瀬戸内では太陽の下や海などでさまざまな表情を見せている。大雪だったという青森では、ストーブ列車に乗ったり、温泉に入ったりと、ゆったりとした時間の中で撮影した。健康的な水着姿と、ういういしさのある下着姿での撮影にも初挑戦した。