俳優林遣都(31)と仲野太賀(29)がダブル主演を務める日本テレビ系ドラマ「初恋の悪魔」(土曜午後10時)の第4話が6日に放送され、世帯平均視聴率が5・2%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は2・9%だった。

同ドラマの視聴率は第1話が世帯平均6・6%、個人3・8%、第2話が世帯平均3・9%、個人2・2%、第3話が世帯平均3・8%、個人2・2%と推移している。

同作は警察署を舞台に、さまざまな事情を抱えた署員たちが奮闘し、難事件を解明していくミステリアスコメディー。「東京ラブストーリー」、「Mother」、「Woman」などで知られる坂元裕二氏が脚本を書き下ろした。

林、仲野ともに日テレ系ドラマ初主演。林は凶悪犯罪解明に憧れて刑事となるも、大きな失敗をきっかけに停職処分を受けてしまう刑事失格の推理マニア、鹿浜鈴之介役、仲野は家宅捜索情報リークのうわさが流れた鹿浜の素行調査を命じられる、同僚の総務課職員の馬淵悠日(はるひ)役を演じる。

第4話では、社会のマナーやルールを守らない者が矢で射られてケガをする事件が発生。ごみの分別をしなかった者、順番の列に割り込んだ者などが次々と被害を受けた。世界英雄協会を名乗る男から犯行声明の動画が配信される。迷惑をかける人間を排除すると宣言。今後、新たな犠牲者が出ることが予想され、渚(佐久間由衣)は刑事課の捜査会議で懸命に世界英雄協会の危険性を訴える。

しかし他の刑事たちは取り合おうとしない。悠日(仲野太賀)の家に転がり込んでいる星砂(松岡茉優)は、自分の中のもう1人の別人格の自分の存在におびえる。悠日は、そんな星砂を気遣っていた。