吉本興業の大崎洋会長が10日、群馬県利根郡昭和村で行われた、同村との包括連携協定締結式に出席した。

地域振興における連携強化を目的としたもので、今後は同村で年1回以上のお笑いライブ開催のほか、村内の小中学生を対象とした漫才ワークショップ、村の食材を使用した特産品の開発などを行っていく。

大崎会長は「日本有数の農業名産地である昭和村様と、このような形で締結できることは心より喜ばしいことと感じております」とあいさつ。「弊社のタレント、社員が東京や大阪などで、日々、視聴率が勝った、負けたという仕事に追われる生活を送るだけではなく、昭和村に通い、村民の皆さんとご一緒することで、明るく分かち合える幸せや農業の収穫の喜びなどを教えていただきたいと思っております」と展望を語った。

この日は群馬県住みます芸人のガッツいわせと、チョッキGT5000が司会を担当。大崎会長は2人の名前が覚えづらいといい「昭和太郎と昭和二郎に改名させます」と語って笑いを誘った。

締結式には昭和村の堤盛吉村長、昭和村議会の藤井貞充議長も出席した。