25日に放送された中島裕翔(28)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「純愛ディソナンス」(木曜午後10時)の第7話の平均世帯視聴率が3・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と26日、分かった。

初回から4・8%、4・3%、4・4%、3・7%、3・8%、3・7%だった。

平均個人視聴率は1・9%だった。

初回から2・6%、2・4%、2・3%、2・1%、2・0%、1・9%だった。

中島は教師役に初挑戦、初共演となるヒロイン役の吉川愛(22)と、決して一線を越えてはいけない禁断の恋を描く。同ドラマはオリジナル作品。「愛は、純粋すぎると毒になる」がテーマ。

第1章では、中島演じる新任音楽教師・新田正樹が、吉川演じる女子生徒・和泉冴と絆を深めていくが、本心で向き合えないまま決別する。

第2章では大人のドロドロの人間関係が展開するストーリー。5年後に、2人はひょんなことから再会するが、中島には妻がいた。微妙で繊細な関係性が次第に周囲を巻き込み、やがてディソナンス(不協和音)を生み出し破滅へと向かう。

第7話で、コラボ企画の準備を急速に進めてきた正樹と路加(佐藤隆太)だったが、路加は記者会見当日に突然、別の不動産会社と組むことを発表して、正樹とモノリスエステート社を陥れた。モノリスエステート社の社長であり、正樹の義父である碓井賢治(光石研)は路加の裏切りに激怒し、正樹に路加をつぶすよう命じる。さらに、正樹は、路加のたくらみを事前に知りながらも、自分にそれを伝えなかった妻・愛菜美(比嘉愛未)への不信感を募らせる。

コアスパーク社を訪れた正樹は、路加と対峙(たいじ)。路加は、モノリスエステート社の下請け会社に勤めていた頃、賢治から受けた仕打ちを忘れておらず、復讐(ふくしゅう)の機会を狙っていたことを認める。愛菜美に近づいたのも、そのためだという。そこで「俺につかないか」と正樹に持ちかける路加。モノリスエステート社のあくどいやり口の数々を調べていた路加は、裏付けとなる証拠が欲しい、と正樹に告げる。

一方、慎太郎(高橋優斗)は、冴(吉川愛)がゴミ箱に捨てた小説を見つけ、冴に内緒で新人小説コンクールに出す。そんな折、コアスパーク社でアルバイトをしている冴が正樹の昔の教え子であることを知った北都(和田正人)は、冴を使って路加の会社の内情を調べさせようと賢治に提案する。正樹は、それを阻止しようとした。