こはしの人生、全て見せますー。北海道を拠点に活動するマルチタレント小橋亜樹が9月30日から、3年ぶりの全国ツアー「こはし道~50年のありがとう」をスタートする。生誕50周年と芸能生活30周年をダブルで記念する単独ライブを札幌(3公演)、東京、大阪(いずれも2公演)の3都市で開催。歌あり、トークあり、VTRありの盛りだくさんの内容で、全国に笑顔を届ける。

10代のころ、バスガイドの仕事中に乗客から「講談師になったらいいよ」と声がかかった。そんな声に後押しされた小橋は「バスのステージから、もっと大勢の人の前のステージへ」と転身を決意。講談師ではなく、当時HBCラジオで募集のあったオーディションに応募し、ラジオ番組を持つことになった。それがちょうど20歳だった。

27歳の時に鈴井貴之、大泉洋、安田顕らが所属する「クリエイティブオフィスキュー」に採用され、テレビや舞台にも活躍の場を広げた。30代ではお笑いにも挑戦。40代ではついに、子どものころからの夢だった“歌手”として、18年にテイチクエンタテインメントから「ぶらぶらぶらり/酔い℃(おんど)」でメジャーデビューを果たし、19年には全国8カ所を巡るツアーを成功させた。

コロナ禍にあっても、20年には自身初のコンセプトミニアルバム「こはし暖簾」を発売、オンラインライブも開催するなど精力的に活動した。

今回のライブは「人生は楽しい」を地で行く小橋と「一緒にじゃれあおう」がコンセプトだ。「生きてきて50年、芸事で30年。ずっと変わらないこんな私と、楽しいひと時を過ごしてほしい」(小橋)。なじみの楽曲や名曲カバーの他、ラジオで培った小橋ならではのトークも披露される歌謡ショー。自然と笑顔になれるはずだ。

◆小橋亜樹(こはしあき)1972年(昭47)9月27日、旭川市生まれ。92年のHBCラジオ主催のオーディションで準優勝し、芸能活動開始。99年から「クリエイティブオフィスキュー」所属。14年に日本酒利き酒師資格取得。18年にテイチクエンタテインメントからメジャーデビュー。HBC「今日ドキッ!」他にレギュラー出演中。

◆小橋亜樹歌謡ショー「こはし道~50年のありがとう」 札幌はキューブガーデン(札幌市中央区北2東3)で3公演。開演は30日(金)午後7時、10月1日(土)午後1時と同5時。東京は雷5656会館ときわホール(台東区浅草3の6の1)で2公演。開演は10月8日午後1時と同5時。大阪は梅田シャングリラ(大阪市北区大淀南1の1の14)で2公演。開演は午後2時と同6時。チケットはいずれも1枚税込4500円(札幌、大阪公演は別途ドリンク代税込み600円)。ローソンチケット(https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=425054)で発売中。問い合わせは「クリエイティブオフィスキュー」ホームページ(https://www.office-cue.com/)から。