俳優林遣都(31)と仲野太賀(29)がダブル主演を務める日本テレビ系ドラマ「初恋の悪魔」(土曜午後10時)の第9話が17日に放送され、世帯平均視聴率が3・6%(関東地区、速報値)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は1・9%だった。

同ドラマの視聴率は第1話が世帯平均6・6%、個人3・8%、第2話が世帯平均3・9%、個人2・2%、第3話が世帯平均3・8%、個人2・2%、第4話が世帯平均5・2%、個人2・9%、第5話が世帯平均5・2%、個人2・9%、第6話が世帯平均4・9%、個人2・5%、第7話が世帯平均4・2%、個人2・3%、第8話が世帯平均4・7%、個人2・6%と推移している。

同作は警察署を舞台に、さまざまな事情を抱えた署員たちが奮闘し、難事件を解明していくミステリアスコメディー。「東京ラブストーリー」、「Mother」、「Woman」などで知られる坂元裕二氏が脚本を書き下ろした。

林、仲野ともに日テレ系ドラマ初主演。林は凶悪犯罪解明に憧れて刑事となるも、大きな失敗をきっかけに停職処分を受けてしまう刑事失格の推理マニア、鹿浜鈴之介役、仲野は家宅捜索情報リークのうわさが流れた鹿浜の素行調査を命じられる、同僚の総務課職員の馬淵悠日(はるひ)役を演じる。

第9話では、悠日(仲野太賀)と琉夏(柄本佑)は、独自に雪松(伊藤英明)の周辺を調べ始める。2人が雪松を尾行し家の前で張り込んでいると、帰宅する雪松とちょうど出かける息子・弓弦(菅生新樹)の会話が聞こえてくる。ふたりの様子はごく普通の家庭に見える。事件は家族には関係ないと主張する悠日に対して、琉夏は息子に疑いの目を向ける。

服役中のリサ(満島ひかり)と面会した鈴之介(林遣都)は、星砂(松岡茉優)にその時の様子を伝える。リサが深く傷ついていたと知った星砂は、リサを苦しめた人間を殺したい、と心を乱す。鈴之介は「あなたにそんなことはさせません」と星砂を抱きしめる。