菅田将暉(29)の弟の俳優菅生新樹(すごう・あらき=23)が20日、都内でLINE NEWS VISIONの連続ドラマ「トップギフト」(10月7日午後6時配信開始)の完成披露イベントに出席した。

菅生は今年3月に都内の大学を卒業。大学在学中にもCM出演、YouTubeなどで活動してきたが、卒業をきっかけに俳優やモデル業を本格的にスタートさせ、今年6月に芸能事務所トランスワールドジャパンと契約を結んだ。今月3日には「東京ガールズコレクション」に登場。放送中の日本テレビ系連続ドラマ「初恋の悪魔」(土曜午後10時)では、今月10日に初登場した。

ドラマ出演は7月に撮影が行われた「トップギフト」が初めて。石井杏奈(24)が演じるヒロインの兄で、現在は地下格闘技に明け暮れている元格闘家を演じている。

ドラマのイベントに登場するのも初めてとあって、「メディアの方の前で大先輩と並んで緊張している」と明かしたが、主演の唐沢寿明(59)らの軽妙なトークに笑みを浮かべるなど、リラックスした様子も見せた。

本作のレーベルが「上下関係W(ワールド)」とあって、司会者から「上下関係と聞いて思いつく言葉は」と質問を受ける場面も。菅生ははっきりとした字体で「父親」と回答した。その理由について、「幼少期から何をするにしても、大人の目線というか、1人の人間として教えてもらった」と説明した。

幼少期に映画を見た際、父親に「楽しかった!」と感想を伝えると、怒られたというエピソードも紹介。「『どこが、どう楽しかったか』というのを、ずっと言われた。今も父親ですけど上司みたいです。ただ一番頼れますし、相談できる存在です。上下関係がはっきりあります」と、落ち着いた口調で話した。

他に安藤政信、藤森慎吾、平沼紀久監督も登壇した。LINE NEWS VISIONは18年に配信開始。スマホファースト(優先)の縦型映像で、5~10分間の短尺の動画を送り出している。