日本テレビの郡司恭子アナウンサー(32)らが22日、都内で行われた同局のアパレル事業「Audire」ローンチ記者会見に出席した。

テレビの枠組みを超えた新たな挑戦として、アパレル事業に参入する。日テレは中期経営計画のスローガンに「テレビを超えろ、ボーダーを超えろ。」を掲げており、提案者の郡司アナウンサーは「背中を押される形で事業計画に応募したり、そうしたことがきっかけになりました」と語った。

昨年8月から計画は動きだし、アナウンス部のメンバーも商品作りから関わった。特徴は「りんとしたフェミニン」だといい、番組などで衣装を着ることの多いアナウンサーの声も生かしたデザインに。ラテン語で「聴く」を意味するブランド名の「Audire(アウディーレ)」には現代を生きる女性の「声」に寄り添うという思いなどを込めた。

第1弾のラインアップには女性用のワンピースやジャケットなど5点を用意した。価格はそれぞれ約2万~3万円で、今後はECサイトや展示会などで販売していく。9月30日~10月2日には東京・代官山で一般向けの試着展示・受注会も行うといい、郡司アナは「アナウンサーの声から生まれたブランドであることをたくさんの方に伝えていきたいですし、いろんな女性の方に着ていただきたい」と語った。

会見には日テレの森實陽三コンテンツ戦略局長、森圭介アナ、徳島えりかアナ、佐藤真知子アナ、忽滑谷こころアナ、モデルの有末麻祐子、LIFE CREATE代表取締役の前川彩香氏も出席した。