指原莉乃プロデュースのアイドルグループ、=LOVEの齊藤なぎさ(19)が25日、東京・代々木第一体育館で行われた5周年記念コンサートで、グループ卒業を発表した。

齊藤は「=LOVEは私の全ての青春であって、ここまで育ててくださった、温かくて大きな場所です。高校を卒業して来年20歳を迎える今、この居心地の良い=LOVEにいることに対して、何度も何度も悩んだ結果、一歩外の世界に踏み出したいなと思いました」と発表した。

さらに「新しく夢を見つけました。それは演技のお仕事をさせていただくことです。ちゃんと勉強して一歩一歩進んでいくために着実に努力したいです。私を見つけてアイドルという夢をかなえてくださった指原さん、そしてどんな時でも温かく優しく見守ってくれたメンバーのみんな、そしてスタッフさん、そしてなにより私のことを大好きでいてくれるファンのみなさんに感謝を伝えたいです。本当にこの5年間私のことを応援してくださってありがとうございます」。卒業時期は未定で、今後も女優を目指しながら、ソロ活動を行っていくという。

齊藤は終演間際にも「驚かせてしまってすいません。皆さん最後まで、アイドル齊藤なぎさの応援をよろしくお願いします」と呼びかけた。

グループ史上最大規模のコンサートで、この日は昼と夜の2公演で2万人を動員した。

◆齊藤(さいとう)なぎさ 2003年(平15)7月6日、神奈川県生まれ。17年4月、=LOVEのオーディションに合格し、同9月にデビュー。19年に、映画「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」内の「ナツヨゾラ」で主演経験も。今年1月期のテレビ朝日系ドラマ「もしも、イケメンだけの高校があったら」では学園ドラマ初出演も。趣味はアイドル鑑賞、美容。特技は仏語。152・2センチ。血液型AB。