落語家三遊亭円楽さんが72歳で亡くなってから一夜明けた1日、タレントの伊集院光(54)が都内の自宅を弔問した。正午過ぎ、黒いハンチング帽を深めにかぶって神妙な表情で家に入った。円楽さんと対面したと思われ、約1時間後に出てきた。報道陣の問いかけにはゆっくりと首を縦に振ったが、コメントはなかった。

伊集院は1984年7月、円楽さんに弟子入りし「三遊亭楽大」を名乗っていたが、90年以降に自主廃業した。落語家ではなくラジオやテレビで活躍するようになっても円楽さんとの師弟関係は崩れなかった。

この日は伊集院のほかにプロレスラーのウルティモ・ドラゴンも覆面をつけずに素顔で円楽さんの自宅を訪れた。円楽さんはウルティモが立ち上げたプロレスラー養成校「闘龍門」の理事を務めたことがある。