9人組ガールズグループNiziUが5日、神戸ワールド記念ホールで、初ツアーのファイナル公演を行った。8月の福岡公演からスタートし全7都市16公演、約15万人を動員した。

ライブでは、ダンス、ボーカル、ラップに分かれたユニットステージも披露。デビュー時のインタビューで、ライブでやりたいことについて「ユニットでするのも楽しそうだなって思います。バチバチにダンスして、ゴリゴリにラップして、しんみりバラードしてみたいな」と話していたRIMA(18)にとっても、念願のユニットステージだ。

MAKO、RIO、MAYA、AYAKAは、ダンスユニットで「Bang Bang」をパフォーマンス。RIOは、ダンスブレークも披露し「本当にお互い学びあい助け合いながら、高め合いながら練習できたと思います。大満足いくステージになりました」とニッコリ。そんなRIOに対し、MAKOは「RIOのソロを見ながら横でたくさんエネルギーをもらっています。RIOに拍手を」と、たたえた。

RIKU、MIIHI、NINAは、ボーカルユニットで「Never Enough」を披露。会場が美声に酔いしれた。MIIHIは「3人で直接選んだ曲で、自分たちなりに話し合いながら、歌でどれだけ感動を与えられるか考えながら頑張って準備してきた曲なので、みなさんの心に少しでも残ったらいいなと思います」と話した。

MAYUKA、RIMAはラップユニットで、初の作詞曲「Take it」を披露。キレキレでかっこいいラップを見せ、RIMAは「私たちのストーリーが書いてあります。最初は自信がなかったものが、写真を撮りながら自分磨きをして自信を得て。自己肯定感アゲアゲの曲になっています。みなさんもこの曲を聴いて、自分自身を大好きになってください」と呼びかけた。

その上で、RIOは「本当にユニットステージは、このツアーで私たちにとって最難関だったんですけど、こういうふうにチャンレンジできて本当によかったです」とやりきった笑顔を見せた。