俳優武田鉄矢(73)が9日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)で、1日に心不全のため79歳で亡くなったアントニオ猪木さんの思い出を語った。

TBS系「3年B組金八先生」のシーズン1の放送時、同時間帯では、猪木さんが立ち上げた新日本プロレスの中継と「太陽にほえろ!」が放送され「三つどもえで戦っていた」と話した。

武田は「ちょっと困ったことに、私があこがれる保健の先生が猪木さんの奥さんだったんです」と、倍賞美津子との共演を振り返った。

さらに「時々なんですけど、猪木さんが奥さんのことを心配されて、スタジオまでお迎えに来られるんですよ。(猪木さんが)入ってくると本当に大男だった。倍賞さんも新婚のにおいがしていて、ダーリン、ダーリンって言っていた。それを見て、こりゃ下手なことできないなあと思いました」と笑いながら、猪木さんたちの様子を回想した。