ロック界の初期の先駆者として名を馳せた米歌手ジェリ-・リー・ルイス(87)が、26日に死去したと報じられたが、誤報だったことが明らかになった。
芸能情報サイトTMZが、「メンフィスの自宅で亡くなった」と一報を伝えていた。一報が流れた後、ルイスの代理人が「彼は生きている」と声明を発表。TMZが匿名で提供された情報から誤って「死去」を報じたと説明した。
これを受け、TMZも「ジェリー・リー・ルイスは死んでいない。メンフィスで生きている」と訂正記事を掲載した。記事が誤りだったと認めたTMZは、訂正記事で「ロックンロールのレジェンドはメンフィルで生きていると言われました。我々は今朝早く、ルイスの代理人だと名乗る人物から、彼が亡くなったと聞かされましたが、そうではなかったことが判明しました。TMZは誤報を伝えたことを遺憾に思っています」と記している。
ルイスは19年2月に脳卒中を起こした後、復帰に向けてリハビリを続け、20年にはゴスペル・クラシックのアルバムをレコーディングするまでに回復していた。
今月初めにカントリーミュージックの殿堂入りを果たしたが、インフルエンザに感染して体調を崩し、医師の助言によって出席を取りやめていた。
ルイスはわずか9歳でピアノを弾き始め、50年代に「Whole Lotta Shakin’Goin’On」や「火の玉ロック」などのヒット曲で有名になり、「キング・オブ・ロックンロール」と称されるエルビス・プレスリーやジョニー・キャッシュらロック界のスターと同時期に活躍していたことで知られる。
(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)



