女優奈緒(27)主演の日本テレビ系水曜ドラマ「ファーストペンギン」(午後10時)の第5話が2日、放送され、世帯平均視聴率が7・3%(関東地区、速報値)だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は4・2%だった。

第1話は世帯平均8・9%、個人4・9%、第2話は世帯平均7・5%、個人4・1%、第3話は世帯平均7・1%、個人4・1%、第4話は世帯平均7・7%、個人4・3%と推移している。

同作は23歳で2歳の息子を育てながら全く知見のない漁業の世界へ飛び込み、魚などを市場を通さず、直接消費地へ販売するシステムなどを確立した坪内知佳氏の実話がモデル。ファーストペンギンとは、臆病なペンギンの群れの中で、最初に海に飛び込む勇気ある1羽を指した言葉で、奈緒がひょんなことから港の漁師たちのボスとなり、古き慣習を打ち破って改革を進める若きシングルマザー、岩崎和佳役を演じる。脚本は「白夜行」「天皇の料理番」など多数の人気ドラマを手がけてきた森下佳子氏が手がける。

第5話では和佳(奈緒)が発案した、「お魚ボックス」の売り上げは好調。その将来性を見込んで、銀行が融資をしてくれることになった。設備も整い、漁師たちの報酬もアップ。さらに事務員として山藤そよ(志田未来)が加わったことで漁師たちのモチベーションは急上昇!活気に満ちた日々が訪れたのだが…。

ある日、和佳が「先生」と呼ぶ相談相手・琴平祐介(渡辺大知)が、「大事な話がある」と言って東京からはるばる和佳に会いにきた。そんな2人の姿を、漁協の組合長・杉浦久光(梅沢富美男)が偶然目撃。杉浦は何かを思いついた様子で、不敵な笑みを浮かべ…!?