BS-TBSは4日、中森明菜(57)のデビュー40周年記念2時間特番「中森明菜デビュー40周年 女神の熱唱!喝采は今も」を午後9時から放送した。

番組では88年発売の名曲「難破船」の誕生秘話も紹介した。同曲はもともとシンガー・ソングライターの加藤登紀子(78)が歌っていた楽曲。加藤は当時について「これは20歳の失恋を歌った曲で。私は40代で歌っていたんですけど、この歌の主人公は20代がいいと思っていました」と振り返った。テレビ番組で中森が22歳の誕生日を祝われていた際に「お祝いされているのに『22歳なんて大嫌いです』と言っていて。それで本当に最高って思っちゃって。親近感を感じたんです」と同曲を中森に授けることを決めた理由を明かした。

その後、加藤は歌番組で中森が同曲を歌う姿を目にした。当時の感想について「私以上に海の底に沈んでいく無力感、絶望感が伝わってきた」と語った。

番組では数々の名曲の奇跡をたどる映像のほか、女性初の日本レコード大賞2連覇を果たした際の映像や、TBS系「ザ・ベストテン」出演時の秘蔵VTRなどで40年の歩みを振り返った。

中森は日本テレビ系のオーディション番組「スター誕生!」をきっかけに81年に16歳でデビュー。愛くるしいルックスと歌唱力を持ち合わせ、「ミ・アモーレ」「DESIRE-情熱-」など数々の名曲も輩出して高い人気を誇った。