俳優中村梅雀(66)主演で20年4月から計3度にわたって単発で放送されてきたテレビ東京系ドラマ「今野敏サスペンス 機捜235」が、23年1月期に初の連続ドラマとして放送されることが18日、わかった。中村とのバディ役を務める平岡祐太(38)ら従来の出演者も続投する。

警察小説の第一人者、今野敏氏の同名人気小説が原作。定年間際で機動捜査隊(機捜)に配属された、指名手配犯800人の顔を覚える中村演じる見当たり捜査官と、捜査一課への異動を目指す上昇志向の平岡演じるイケメン隊員がバディを組んで次々と事件を解決していく物語。

中村は喜びと驚きを口にしつつ「(作中で)私の作ったテーマ曲が何度も流れるのもうれしいです。事件捜査の最先端を行く人たちの話ですが、緊張感と共に人間臭い魅力を楽しんで頂きたいと思います」とコメント。バディ役を演じる平岡も「特別な思い入れのある作品です。スペシャルドラマの時から次はないという意気込みで撮影をしていたので、また新しい形で帰ってくることができてうれしいです」と喜びを語った。

また、今回から新レギュラーとして須賀健太(28)の出演も決定。放送枠となる同じ金曜8時に放送してきた歴代作品とのコラボレーションも予定しており、正式なドラマタイトルは後日発表する。中村は「面白くなるのであれば、何でもチャレンジするべきだと思っています。盛り上がることを期待しています」とした。