俳優中井貴一(61)、佐々木蔵之介(54)がダブル主演する映画「嘘八百 なにわ夢の陣」(武正晴監督、来年1月6日公開)の公開記念トークイベントが20日、大阪城で行われた。

イベントには中井、カリスマ波動アーティスト・TAIKOHを演じる関ジャニ∞の安田章大(38)、松井一郎大阪市長(58)が出席した。

目利きだが不運続きの古物商・小池則夫(中井貴一)と、腕は立つが落ちぶれた陶芸家・野田佐輔(佐々木蔵之介)が一獲千金を狙ってタッグを組む人情コメディーの第3弾。今回は新たに豊臣秀吉の幻のお宝をめぐって大騒動を繰り広げる。

映画出演は7年ぶりとなる安田は「関西人としてこの場所で取材を受けることは幸せ」と喜び、撮影中は「隣で大先輩の芝居をみることができた。お金を払っても無理ですよ。勉強になりました」と振り返った。

安田が子どものころ、大阪城にラジオ体操をしにきたことがあると明かすと、中井は「今でもしている?」と投げかけると、安田は「なんで知ってるんですか?」と驚き、中井は「撮影のときに車で待っていたら安田君が体操をしていた。あの動きはラジオ体操の動きでしょ」に「正解です」と話し、安田は「第1、第2を全部、真剣にやっている」と告白した。

大阪が舞台の映画に松井市長は「非常に楽しい映画をつくっていただいた。大阪と映画のコラボで、大阪を世界にアピールする機会にしたい」と意気込んだ。 第1弾として中井と安田に「大阪観光大使になってもらいたい」と熱烈オファーを出した。