女優奈緒主演の日本テレビ系水曜ドラマ「ファーストペンギン」(午後10時)の第9話が11月30日、放送され、世帯平均視聴率が7・0%(関東地区、速報値)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は3・8%だった。

第1話は世帯平均8・9%、個人4・9%、第2話は世帯平均7・5%、個人4・1%、第3話は世帯平均7・1%、個人4・1%、第4話は世帯平均7・7%、個人4・3%、第5話は世帯平均7・3%、個人4・2%、第6話は世帯平均7・5%、個人4・0%、第7話は世帯平均7・0%、個人3・8%、第8話は世帯平均4・9%、個人2・6%と推移している。

同作は23歳で2歳の息子を育てながら全く知見のない漁業の世界へ飛び込み、魚などを市場を通さず、直接消費地へ販売するシステムなどを確立した坪内知佳氏の実話がモデル。ファーストペンギンとは、臆病なペンギンの群れの中で、最初に海に飛び込む勇気ある1羽を指した言葉で、奈緒がひょんなことから港の漁師たちのボスとなり、古き慣習を打ち破って改革を進める若きシングルマザー、岩崎和佳役を演じる。脚本は「白夜行」「天皇の料理番」など多数の人気ドラマを手がけてきた森下佳子氏が手がける。

第9話では、永沢一希(鈴木伸之)が戻って来たことに、和佳とさんし船団丸の漁師たちは驚きながらも大喜び!

その頃、東京では、片岡洋(堤真一)が「もうワシの居場所はあそこにはない」と、息子・琴平祐介(渡辺大知)がパートナー・楽(大貫勇輔)と暮らすマンションに居座っていた-。