直木賞作家今村翔吾氏(38)の歴史小説「イクサガミ」の漫画化連載が、8日発売の週刊「モーニング」(講談社)で始まった。

同作は今年1月に「塞王の楯」で直木賞を受賞後の記念すべき第1作。2月に講談社から出版された。

内容は明治11年、京都の寺に集められた侍たちが死闘を繰り広げながら東京を目指す時代劇版デスゲームの決定版。

作画を担当する立沢克美氏は野球漫画「ポンチョ」や「ダウト」で知られる。「今村翔吾さんの紡ぐキャラクターたち皆、鬼かっこいいので私も全力で描かせていただきます。よろしくどうぞ」と話している。

気合十分だ。

今村氏は「著作の中でも、ずぬけてアクションが多い作品ですので、私も絵になればどのようになるのか、見たいと思ってました。コミカライズは初めてではないですが今回、すごく楽しみにしています。立沢先生、いよいよ始まりましたね。タッグを組んで良い作品になるように、よろしくお願いします」とコメントしている。