宮沢氷魚(28)が21日、初写真集「Next Journey」(集英社)発売を記念し、都内でメディア取材会を開いた。15年9月の第30回メンズノンノ専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、同10月号から「メンズノンノ」モデルとしてデビュー以来、7年4カ月の活動の中で、意外にも写真集の発売、芸能メディアの囲み取材に応じるのも初めてだという。
宮沢は「言われてみれば(囲み取材は)初めてですけれど、すごく楽しみに今日を待っていたので、すごく楽しんでいます」と、初の囲み取材に興味津々。コロナ禍で、芸能リポーターや記者、カメラマンとは一定の距離を開けていたが「僕がよくテレビで見るのは、皆さんがすぐに触れる距離にいる。この感じもいいですね」と笑みを浮かべた。
宮沢にとって今回の写真集は、今年3月をもって7年間、務めてきた男性向けファッション誌「メンズノンノ」の専属モデルを卒業することもあり、モデル活動の集大成と位置付ける、珠玉の1冊だ。撮影は、映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」(大友啓史監督、27日公開)の撮影で22年に2カ月、滞在した京都と、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の舞台・沖縄を選んだ。
撮影場所を選んだ意図について「コロナ禍で自由に出にくい世の中。あえて旅をテーマに普段の旅の姿で。お世話になったところへの恩返しと言いますか、行けなかった魅力あるところを巡れたらなと」と語った。沖縄はシンガー・ソングライターの父宮沢和史がボーカルを務めたバンドTHE BOOMの大ヒット曲で、父が作詞、作曲した「島唄」のルーツの地だ。宮沢は「小さい頃から沖縄は年1回のペースで行っていた。子どもで感じることはあるけれど、大人になって行くと、沖縄の過去の悲しい歴史などが分かる」と心境の変化があったことも語った。
お気に入りの1枚は「ジェームズ・ディーンを意識した写真になっていて」と自賛した沖縄でのカットだ。「奇跡的な1枚というか…ロケ地に行くまで雨が降っていて。どういう調整すれば写真を撮れるかと思ったら、きれいな自然光、夕日が出て撮れた。狙っても、なかなか撮れない。撮れた時、皆さんが奇跡的な1枚が撮れたと喜べた瞬間。ここまで感じたことは、なかったかも知れない」と熱っぽく語った。写真集の出来は「点数は120点…撮影した時の自分では、これ以上は撮れなかったと思うし数年後、数十年後、28歳の自分はエネルギーがあったとパワーをもらって、その先の人生も頑張っていけると思う。僕が生きてきた人生最初の、28年の集大成の写真集」と胸を張った。
家族には、まだ写真集を見せていないという。宮沢は「昨日、発売。何日か実家に帰っていないので、まだ届けられていない。来週には見せられたらいい」と笑みを浮かべた。



