女優門脇麦(30)主演の日本テレビ系ドラマ「リバーサルオーケストラ」(水曜午後10時)が25日、放送され、世帯平均視聴率が6・2%(関東地区、速報値)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は3・6%だった。

第1話は世帯平均6・8%、個人3・7%、第2話は世帯平均6・6%、個人3・6%だった。

門脇は民放ゴールデン・プライム帯初主演で、元天才ヴァイオリニストながら地味な市役所職員として働く主人公の谷岡初音役を演じている。谷岡がスカウトされる地元オーケストラ、児玉交響楽団の変人指揮者役として俳優田中圭(38)も出演しており、映画「あなたの番です 劇場版」以来の共演に。ポンコツ交響楽団を一流オーケストラに大改造する爽快感抜群の音楽エンターテインメントドラマとなっている。

脚本はTBS系「最愛」、NHK朝ドラ「エール」などで知られ、音楽科を卒業してピアノ講師経験もある清水友佳子氏。作中ではクラシックの名曲、人気曲が多数登場し、門脇と田中がドラマの中で加わる「児玉交響楽団」には神奈川フィルハーモニー管弦楽団が全面協力。本物のオーケストラによる迫力満点の演奏シーンを届けている。

第3話では、初音は蒼(坂東龍汰)を下宿人として家に招き、妹・奏奈(恒松祐里)と3人での同居生活が始まった。奏奈は蒼を意識して家事を張り切るが、初音は誰がいようとジャージー姿でお構いなし。それより気掛かりなのは、市長の修介(生瀬勝久)をはじめとする市役所の職員たちにヴァイオリニストであることを黙ったままなこと。10年ぶりのステージ復帰を前に、本当に舞台に立てるのか自信がなかなか持てないのだ。

本番に向けて盛りあがる玉響に、突如悪い知らせが飛び込んでくる。ティンパニの木之崎(篠崎史門)があいさつもなく辞めてしまったのだ。吹奏楽発表会の本番まであと4日…オケの大黒柱であるティンパニがいなくなり、玉響は大ピンチとなり…。