女優内田有紀(47)が映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」(17日公開)で日本語吹き替え版声優を務める。

アベンジャーズで最も”普通すぎる男”アントマンが、時間や空間の概念を超越し全てが予測不可能な<量子世界>と呼ばれる小さなミクロの世界・映画史上最小の世界で、これまでのアクションの常識を覆す人類未体験の壮大な超大作プロジェクト。

内田は同シリーズ3作連続で日本語吹き替え版声優を務め、主人公アントマンの最愛の女性にして頼れる相棒・ワスプことホープを演じる。

「1作目、2作目と吹き替え声優を担当させて頂き、まさかボディースーツを着るとは思っていませんでした。今回も戦闘シーンがたくさんあるため、自分がまたワスプとして活躍出来るよう頑張らねばという気持ちで、演じる前に家で筋トレや発声練習をして気合を入れて向き合いました。こうして3作目にも参加させてもらえたことを大変うれしく思っています」

役の魅力については「大切な人たちを守りたいという、彼女のいちずさや真面目さは人間として本当に尊敬できるところだと思います。そして、エヴァンジェリン・リリーさんが演じるワスプがあんなに強くて、それ以上に家族やアントマンに対して純粋に向き合うところが、一番の魅力だと思います」と話した。

女優と声優の難しさについて「声優のお仕事も女優のお仕事も差はないんだということが、今回一番の気づきでした。(声で)演じるということは自分の顔や体が映っていないだけで、魂というのはそこに宿るんだなということを、今回、ワスプを演じてみて再確認しました。ぜひ、日本語吹き替え版でもこの作品を見ていただければと思っています」と語った。

アントマンシリーズの好きなポイントについては「クスッと笑える部分であったり、アントマンが人間味あふれるヒーローらしからぬヒーローであったりするところです」。その上で「最初は私自身も、どこからマーベル作品に入っていけばいいのだろうとネットで調べたりしていたのですが、今回、この『アントマン&ワスプ:クアントマニア』が、今後のマーベル作品を見るきっかけになるということは間違いなく言えます」と断言。

おして「ここから、さかのぼって見ていってもいいですし、過去にどんなことを彼らはしていたのだろうと興味が湧くかもしれません。 そんなふうに私と同じようなきっかけで、本作を見始めても楽しめるのではないかと思います」と呼びかけた。