フジテレビ山崎夕貴アナウンサー(35)が2月から「Mr.サンデー」(日曜午後10時)の4代目MCに就任する。先月29日の放送で、前任の三田友梨佳アナウンサー(35)が番組卒業と3月末での退社を発表。新たにMC宮根誠司(59)とタッグを組む山崎アナは意気込みを明かした。「これまでの歴史も大切にしつつ自分の個性も大切にして、今まで見てくださった方とこれから愛してくださる方、みなさんに届くように番組に携わっていきたいと思います」。宮根も「おそらく『Mr.サンデー』は大きく変化すると思います。僕も想像もつかない未知の世界なのですが、それが逆に楽しみで、いまからワクワクしております」と期待感をにじませた。

山崎アナは、2010年にフジテレビに入社。“ヤマサキパン”の愛称で親しまれ、「ノンストップ!」「とくダネ!」のMCを務めるなど、情報番組を中心に担当。現在は「ワイドナショー」「ものまね紅白歌合戦」のMC、「人志松本の酒のツマミになる話」のナレーションなどを担当している。

初めて夜の番組を担当する。「これまで夜の番組を担当したことがないんです。私は夜の雰囲気を持ち合わせていなくて…“おはようございます!”“こんにちは!”しか言ったことがなかったのが、同じテンションで“こんばんは!”はちょっと違いますよね。でも自分の個性は消したくないので…深夜ではなく、夕方のようなテンションで行きたいと思います!」。

さらに「『Mr.サンデー』は1週間の最後ということで、次の日に向けて最後のゆっくりする時間でもあり、気合を入れる時間でもあると思います。私のはつらつとした感じと(笑い)“夜の番組”感が出たら良いなと思います」と話した。

宮根とのタッグ結成については「実は私は人見知りなのですが、宮根さんもそうだと伺って、どちらから距離を詰めるかをシミュレーションしています。毎週ご一緒するには、お互いの信頼関係が大事だと思います。まずは信頼してもらえるように、そして良いパートナーと思ってもらえるように頑張りたいですね」。

そして「テレビで宮根さんを拝見していて勝手に親近感を覚えていたのですが、番組を見学させてもらい、宮根さんの展開の速さに自分がついて行くにはどうしたら良いのか、今ずっと考えています。スタジオで実際に見ると、テレビで見るよりさらにスピード感がある番組だったので、私の個性が出せるようになるには、まずこのテンポ感に慣れてからだと考えています」と続けた。

宮根は「良い意味で“夫婦漫才”みたいになればいいかなと思います。ニュースはしっかりお伝えしながら、ほっこりする。月曜日からみなさん元気にお仕事とか生活されるような番組作りをしていきたいんですけど。番組も10年以上経ちましたので、山崎さんが来られることによって、なにか番組ががらっと変わるかもしれない…変わるか変わらないかは皆さんも2月から楽しみにしていただきたいですね」とコメントした。